千葉県沼南町に位置する清遊湖は、平成4年にオープンした管理釣り場だが。巨ベラの魅力〃というネーミングがすっかり定着してしまった感がある。
水面積5000坪、535名の収容人員を誇る大規模管理釣り場。水深は平均で4・9~5・2m、束と西桟橋の山向きは2~4mの逆カケアガリと変化に富んでいる。
とにかく、この釣り場では、釣れてくるヘラは、30~40㎝クラスの600gを超える大物揃いで、これが、アベレージサイズだというから驚きである。そして、50㎝のジャンボベラも時折上がるというのは、魅力である。
現在は、仕切り網で池を区切って魚影の均一化を図り、さらに、マイクロエアーチャージャーの導入による効果によって、池の中央から奥では数釣り、中央桟橋をメインとする手前側では大型狙いといったように、数、型とも、一日、目一杯楽しめる
釣り場である。
池を囲む緑は、自然林をそのまま生かしてうっそうと茂り、野釣りの雰囲気と夏場の涼しい木陰を演出してくれ、冬は風避けとなるのもありがたい。
池規定は、竿8~19尺でタナは1m以上。エサは生きエサ、オカメは禁止。例会以外はノーフラシ制となっている。
設備も充実していて、ユニークなのは据りゴタツ式になっている釣り座。足を伸ばして釣れるので、女性や腰を痛めている人に「一日釣っても楽」と好評。
トイレは水洗式で、これも特に女性にはうれしい。他にもお湯が出る手洗い場と、至れり尽くせりだ。
食堂のメニューも味、ボリュームとも二重丸。オシャレで気がきいている。昼食のトンカツ定食もお勤めの一品だ。 |