鳥羽井沼は埼玉県比企郡川島町鳥羽井新田にある。
道路を挟んで反対側にある自然沼は鳥羽井沼自然公園として家族連れで賑わい、チビッ子釣り師も多い。父親はヘラブナ釣り、家族は子ブナ釣りやボート遊び、春は荒川土手で野草摘み、秋は刈り入れの済んだ田んぼでイナゴ取りなどが楽しい。
鳥羽井沼がヘラブナ釣り場としてオープンしたのは昭和45年頃で、当時、桟橋はなく大、小2つの池の外周の陸釣りだけだった。
桟橋は約60名、外周は『150〜170名が入釣できる。
水源は市の川と深井戸のダブル方式で、その他荒川の水位が上がると、水圧の閤保で底部から湧き水が出るという恵まれた環境にある。
全体が扇状で出っ張りや凹みがなく、底は掘り下げられてきれいで釣りやすいが、逆にどこといってポイントに特徴がなく、要は釣
り人の技術次第ともいえる。
使用サオは拓榎では15尺まで、外周は21尺までとなっている。短ザオは制限なし。 エサは生エサ以外は自由。
タナはウキゴムから第1オモリまでの間が『1m以上で、底釣りを号居しても桟橋ではロ〜13尺、外周でも14〜15ザオで十分だが、冬期に中心部やエアーパイプ近くを狙うには18尺以上が必要となる。
公園前に新しくオープンした公共釣り場は、土手側を除いてコンクリートで整備されて釣り台がなくても手軽に入釣できるようになった。
野釣り形式で入釣時間、釣り方の制限はなく、安価な入漁料だけで釣れるとあって人気がある。
水深は中央の最深部で約4m、周辺部で2〜3m。
ジャミも多いが、コイ、マブナから、時にはナマズ、ウナギなども釣れるのでビギナーや家族連れで賑わっている。 |